「イッツコム対応設備の大切なお知らせ」と書かれた重要そうで大切そうな封書が郵便受けに入っていた時の我が家の対応

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我が家は5~6年前から現在の築古賃貸マンションに入居している。

上の階に住んでいる家族の小さい子供の騒音が悩みのたねで、近いうちに引越ししようかと考え中。

そんな折、

「イッツコム ひかり追加提供に伴う共用部テレビ受信設備改修工事のお知らせ および宅内作業へのご協力のお願い」という内容の封書が郵便受けに入っていた。

 

「重要」「大切な」と書かれているし、細かな内容の説明もある。マンション掲示板にも貼り出され、イッツコミュニケーションと、マンション所有者の会社の名前も書かれており、放置したらまずいのかな?と思い、しっかり希望日時を指定して、臨時で設置された業者のポストに投函した。

投函した後で内容をもっとよく見たら、テレビ端子交換作業のために30センチ以上のスペースが必要だと書いてあった。「お部屋の壁面にある全てのテレビ端子」と書いてある。

全ての部屋のテレビ端子なんて無理だ。テレビを置いてない部屋のテレビ端子の前には重たい家具が置いてある。引越し屋さんじゃないと動かせない。

なので、指定代理店に電話して聞いてみた。

そのうちに引越しするので引越し後に工事してもらうというわけにはいきませんか?と。そしたらあっさりOKしてくれて、今回の工事はキャンセルということになった。

な~んだ、そうなの?特別必要な工事ではないの?それほど「重要」で「大切な」ものではなかったのね。

とは思ったものの、なんだかもやもやするので今回初めて検索することにした。

「イッツコムひかり追加提供に伴う共用部テレビ受信設備改修工事のお知らせ および宅内作業へのご協力のお願い」 - Google 検索

点検商法というものかもしれない、ということがわかった。

苦情も多いようだ。

調べてみると、総務省の消費者保護ルールなんちゃらの資料が出てくる。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000793854.pdf

「お客様の苦情削減に向けた取組状況について」と題した日本ケーブルテレビ連盟が取り組んでいると思われる内容の資料だ。こういう取り組みを踏まえて苦情が出ないように違法とならないように、うまいことつくった「大切なお知らせ」なのだろうけど、結局は消費者にとっては騙された感が強く残ってしまう。ずい分前から問題になっている。こんなことでもしなければ商売にならないのか。

時間を割いて内容を読み、希望日時を第三希望まで考えてまじめに対応したけど無駄だった。今後も続いていきそうな気配だ。

今回は怪しいとか何も疑問に思わなかったから私も騙されるところだった。

これからはどんなことでも 先ずは検索して調べることを忘れないようにしよう。まったく本当にいやな世の中だ。