大正製薬が殺菌成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)で新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)を99%以上不活化することを確認した、というニュースを見て、
CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)の新型コロナウイルス変異株不活化作用を確認|大正製薬
これは大正製薬が販売するvicksドロップを売りたいのだなー、なんて思っていた。
感染してからドロップを舐めても効果はなさそうだし、感染する前にドロップを舐めていてもタイミングよくウイルスと対決できるとはかぎらない。(四六時中ドロップを舐めていることは無理だから)
喉が痛いな、と思った時に舐めて効果があるのならすごいことだけど、痛いと思った時には遅そうだ。
それに鼻からウイルスが入ったら喉を通り越して気管支やその先に行ってしまう。
まあでも、人ごみに行く時など舐めていればいいかもしれないので一応ドロップを買っておいた。
先日帰宅後に喉が痛くてなんか風邪っぽい感じがしたので葛根湯を飲んで気休めにドロップを舐めてみた。寝る前にもシュガーレスのドロップを舐めてから寝た。
だいたい普段から葛根湯を飲むと風邪は不発で治ってしまうことが多い。風邪は引き始めが肝心なのだ。だから次の日は健康体に戻っていた。ドロップのおかげか喉痛も治っていた。
ところが、朝起きて一番に気がついたのが、ドロップを舐めて口もゆすがずに寝たのにお口がすっきりしていたことだ。
最近は歯周病が進んできて、一日3回、歯磨き後にジェット水流の口腔洗浄機に歯医者さんで買った次亜塩素酸水を少し入れて20倍から30倍くらいになるように水を加えて、水流を歯間や歯茎などブラシの届かないところに当てて洗浄しているんだけど、それはすごく口臭に効果があった。しかし洗浄後はすっきりきれいになるけど時間がたつとまた口臭はしてくる。洗浄中の飛び散る水に歯周病の臭いを感じるかを毎回確かめている。
どんなにきれいに磨いても洗口液や次亜塩素酸水で洗浄しても歯周病菌がいなくなることはなかった。
朝一番の歯磨き後の水流洗浄がいちばん臭う。それは当たり前だと思っていた。
ところが、ドロップを舐めた次の日の朝、あまりにお口がすっきりさっぱりしているので水流で確認したら臭わなかった。
ドロップの箱の効能書きにも書いてある。「口腔内の殺菌、消毒、口臭の除去」って。
その後も毎日、水流の臭いを確認しているけど全然臭いがしないので殺菌されちゃったみたい。
ドロップは洗口液などよりも長い時間お口の中でがんばっているからいいのかもしれない。それにごっくんと喉の奥の方まで薬が届くからいいのかもしれない。(歯周病菌は喉のほうに溜る傾向があるから)
今後も定期的にドロップを舐めようと思った私であった。歯医者さんで次亜塩素酸水を買わなくて済むかもしれない。
これでコロナも撃退できたら一石二鳥だ。しかし・・・
(追記)
その後、職場でコロナ感染者が出て、残念ながら私も感染してしまった。