ダッフルコートについているダッフルボタン(?)のレザー部分がボロボロになって着られなくなってしまいました。
処分するのはもったいないな、と思いましたので、このボタンを取り去ってしまおうと考えました。
私のコートはダッフルダウンコートで、10年以上前に買ったものですが、着用頻度が少ないので、ボタンのレザー部分以外はなんともありませんでした。
このまま捨ててしまうのも気が引けて、ゴミ出しの時や車の送迎時など他人に見られない程度の外出で着られたらいいかな、と思いました。
そこで、このボタン全部を取ってしまうことにしました。
状態はこんな感じです。レザー部分が手で触るとボロボロになります。
こういうのが8箇所あります。
リッパーで縫い目の糸を一目ずつ切りながら進めていきます。
糸を切りながら レザー部分を引っ張ったら、ビリビリと縫い目を残して破れました。
縫い目だけ残ったところもリッパーで切り取っていきます。
これを全部取り去った残骸です。レザーの表面は砂のように粉々になりました。
糸をきれいに取った後の画像です。縫い目の点々が残っています。
拡大すると このようになっています。
ここに 低温でアイロンをかけてスチームをあてたら、縫い目の穴が目立たなくなりました。
着てみたら、老眼の私の目では 縫い目はほとんどわからなくなりました。
ダッフルボタンが無くなってしまったコートは別に違和感もありません。
このままお出かけしても気にならなくなりそうです。